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地質調査
地質調査は、地盤の状態や構造・特性を把握する調査です。
ボーリングマシンを用いて地中を掘り進んでの土壌採取や、
岩盤コアなどの観察、各種孔内試験などを実施します。
ボーリング調査
ボーリングマシンを用いて掘削、採取した試料を観察することにより地層構成が把握できます。一般的に、掘削時に標準貫入試験を実施し地盤の相対密度や硬軟の指標(N値)を計測。必要に応じて試料の採取(サンプリング)や、ボーリング孔を利用した各種試験や調査を行い地盤情報を提供します。陸上だけでなく、海上や河川などの水上、山岳地帯などでも実施しています。
ボーリング調査事例
- 岩手県田野畑村
- 栃木県日光市
- 宮城県名取市閖上
- 宮城県石巻市
- 宮城県東松島市
- 宮城県亘理郡山元町
- 宮城県伊具郡丸森町
- 宮城県仙台市
標準貫入試験
標準貫入試験は、ボーリング孔内で行うサウンディングの一種で、地盤の工学的性質(N値)を求め、地盤の安定性を推定する為の調査です。日本工業規格(JIS A1219)で定められる試験方法に沿って、試験深度まで掘削しハンマーを自由落下させて貫入するのに要した打撃回数を記録、同時にサンプラーによって試料となる土壌の採取を行います。
孔内水平載荷試験
ボーリングで掘った孔内にて実施し、側壁に圧力をかけて変形を測定する試験です。地盤の変形係数、降伏圧力、極限圧力などを求め、地盤の水平方向の強さを観測します。社内地質調査技士が正確に測定します。
ルジオン試験
岩盤の透水性の指標であるルジオン値を求め、透水性の高さを測定します。ボーリング孔内にパッカーで区切った試験区間に対し、一定の圧力で注水し、圧力と注水流量の関係を調べ透水性を評価します。
現場透水試験
現場透水試験では、ボーリング孔を使用し地盤の透水係数を求めます。地盤の透水性などにより「非定常法」と「定常法」を使い分けて実施します。
その他、各種原位置試験
地質特定の把握のため、必要に応じて様々な手法で原位置試験を実施します。